八月三日に光明寺盂蘭盆会法要が開催されました。
当日は午前・午後の二回に分けて法要をお参りしました。のべ70名の皆さまにお参りいただきました。
法要は住職の表白文拝読の後、皆さまと正信偈和讃をお勤めしました。
その後、坊守が仏教讃歌「みほとけに抱かれて」をご案内しました。光明寺では、開所当時から通夜・葬儀の際に、この讃歌を唱和しております。亡き方々をお偲びする思いで、お盆の時期である七月と八月の法話会では、毎年この仏教讃歌をご紹介しています。
午後のご法話は、池田行信先生。毎年お盆のご法要にご出講いただいております。池田先生は浄土真宗本願寺派の宗会議員として、公益財団法人 全日本仏教会の理事長として、内外にご活躍されております。
ご法話ではお盆のお謂れや習俗についてお話をいただき、ご自身のご体験や様々な事件を例に「痛みが伴わない『いのち』は抽象的な理解でしかない」と語られます。
『歎異抄』でも語られるように「業縁」によりなにをしでかすか分からない、そんな私たちにこそ、仏教の持つ血の通った人間観が必要であることを熱心にお取り次ぎいただきました。
猛暑の中お参り頂きました皆さま、本当にありがとうございました。
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