top of page
_DSC6440.JPG

お知らせ

News and Announcements

お寺の掲示板(令和8年3月)

  • Feb 28
  • 3 min read

草加光明寺の掲示板に毎月掲出している言葉をご紹介いたします。取り上げる言葉とその解説は、『お寺の掲示板』(江田智昭著・新潮社)等を参考にさせていただいております。


「雨の日の傘のありがたさはわかるけど 屋根のご恩は大きすぎてわからない」

今回の言葉は福岡県の浄土真宗寺院・林現寺の掲示板に書かれたもの。昨年末に行われた「輝け!お寺の掲示板大賞 2025」にて、文化時報賞に選ばれました。

創刊100年を越える伝統ある宗教紙『文化時報』からの講評は以下の通りです。

感謝の心を忘れてしまいがちな現代社会。自分にとって何が「屋根」に当たるのかは人それぞれでしょうが、視点をずらし、立ち止まらせ、気づきを与える「お寺の掲示板」ならではの言葉だと感じました。

掲示板の言葉に注目しますと、「雨の日の傘のありがたさ」は「わかる」もの、「屋根のご恩」は「大きすぎてわからない」ものとされています。不意の雨の日に傘があることのありがたさは、どなたでも経験のあることでしょう。

仏教には「無財の七施」という財物や特別な知識を持たずにも行える七種類の布施行がありますが、そのうちのひとつに「房舎施」というものがあります。

「房舎」は家屋や建物、「修行者の生活する場所」という意味があります。「房舎施」は「雨風をしのぐ場所を差し出す施し」ということであり、たとえば旅人に一夜の宿を貸すこと、傘を差し出すことなどがたとえとして示されます。傘を差し出すことならば、私たちにもできそうなことですね。

いっぽう、掲示板にもあるように「屋根のご恩」は、なかなかわからないものです。屋根はいつも私たちの頭上で雨風を避けてくれますが、大きな屋根に対してご恩を感じ、ありがたいと思うことは、あまり多くはないのではないでしょうか。

浄土真宗で大切にしている阿弥陀如来という仏さまは、どんなときも、どのような私たちをも、平等に、必ず救わんとする仏さまだと言われています。そのはたらきは、しばしば大きな慈悲、「大悲」と表されます。

親鸞聖人が遺された「正信偈」にも、「煩悩障眼雖不見 大悲無倦常照我」という一節があります。仏さまの大きな慈悲は、煩悩に目が遮られた私たちに仏様のことが見えなくとも、常に私たちを照らしている、ということです。 

「大悲」という言葉からもう一つ、親鸞聖人が書かれた和讃の一つで仏教讃歌にもなっている「恩徳讃」という和讃を思い出します。

如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし

仏さまの慈悲のはたらきは、私たちにはときに「大きすぎてわからない」ものですが、私たちを広く大きく支えるはたらきに感謝し、ただ手を合わせるご縁となれば幸いです。

1 Comment


ticklishfrog926626
Jun 13

Thanks for sharing this. I like how the information is presented in a clear and straightforward way. I've been reading a lot about slots and casino games recently, and it's surprisingly difficult to find resources that are actually helpful. One of the sites that caught my attention recently was https://slotgameswiki.com/, mainly because of its easy-to-follow reviews and game information. Clear and well-structured information is always more valuable than flashy promises. There's a noticeable focus on clarity and usefulness throughout the post. Looking forward to more articles like this.


Like
bottom of page